| 樺ベニヤのスカーフ ジョイント、工法と工程 |
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【目次】
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板厚の薄い樺(あるいはシナ)ベニアをスカーフジョイントするのは大変に難しい工作のひとつである。木工作業の中でも、その難易度は最上級と言えるだろう。この作業を工夫によってなんとか普通の技量の作業者によって安定的に消化できるよう標準化するのが現在の課題である。 板厚とスカーフジョイントの難易度 板厚が3mm以上であれば材自体の剛性が高いため、削り作業は格段に容易になる。また同一の傾斜でスカーフした場合、多少のエラーがあっても板厚の厚い場合は、許容できる。
例:15:1スカーフでのエラーの程度比較 2mm厚は既に相当程度の技量を要すが、1mmでは更に難しいし、0.8、0.4mmとなるとどうしても、高い技能を前提にせざるを得ない。 因みに米国では、航空規格の樺ベニヤは1/16inからとなっており、これは約1.6mmである。米国的な合理性から想像するとこの程度の板厚を最小値とすることには納得できる。またフィンランドバーチは独国の規格で管理されている場合は、0.4mmから規定されており、かなり繊細な細工を想定していることがわかる。設計思想に国柄が反映している。 [次ページ] |
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