『テストフライト無事終了』(2005年度) 

 梅雨の最中の7月13日、移転したキャンパスで初めてのテストフライトです。
人工芝が、想像以上に柔らかかったため、車輪の転がり抵抗が大きく、初速が足りません。しかも、グランドは対角120m、短距離で離陸速度まで加速する必要があります。急遽、依田先生が、スロープを設えて下さいました。(超人的な作業スピードです!)
 その結果、『サレジオ号』は余裕を持って滑空に入りました。トリムはぴったり、昨年の懸案だった左癖も完全に消えた様子。パイロット佐藤(弟)君は、余裕で操縦しています。しかし、滑空比20を超える機体を学校のグランドで飛ばすのは、とても神経を使う作業です。(できれば200mを確保したいところです。)
 さあ、後は本番。健闘を祈ります!


今日はテスト・フライト2回目。
スロープを使っての再挑戦です。

組みあがった機体をスロープに引き上げていきます。(ぼちぼち日も暮れてきましたが、照明を点けて続行です。)

ゴムを延々と引っ張っていくのは一苦労。
まさに『仕事』=『力』×『距離』を体感する作業です。

ゴムを引っ張っている間は、テンションに耐えるため、胴体結合部にかけたロープを後ろのポールに固定します。

ゴムが引き終わったら、後ろのロープをポールから切り離し、準備OKになるまで後ろのメンバーが引っ張って耐えます。(この間がツライ!)
いよいよスタート、緊張の一瞬です。

『3、2、1、GO!』
スロープ無しの前回とは比べものにならない加速ですが、まだ離陸には足りず。滑走中の様子から左癖はとれているようです。
何度かトライするものの、風がクロス〜フォローと一定せず、また途中スロープから脱線したりと、なかなか機体が浮きません。

ラダー・リンケージにトラブル発生。
翼胴結合金具の取付ナットの脱落も見つかり、一時中断です。


【ここでゴムを別のものに入れ替えました。ゴムの初期テンションを更にあげて、再トライです。】


浮きました!
最初ノーズがかなり持ち上がりましたが、きちんと押さえて無事着地。
【動画】

続いてのフライト。
安定して飛んでいます。

強い背風になったため、機体の位置を入れ替えました。もう時間が遅く、コンパネを敷いただけで、スロープなしでのラスト・フライト。
(出発まで猛烈なゴムのテンションに後ろで耐える3人、分かります?)

最初の左の傾きもきちんと修正し、ラストはノーズを押さえてパイロット佐藤君の”足ブレーキ”で短距離で停止。
完璧なフライトです。
【動画】

琵琶湖へ向けて弾みとなるテスト・フライトで、無事終了。皆さんお疲れさまでした。

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