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グライダーの製作U 『軽量滑空機SC-1製作図面』 ※2011/10版

軽量滑空機SC-1製作図面
SC-1

 お待たせしました。ようやくシリーズに新タイトル追加です。
今回のテーマは軽量滑空機の製作図面です。

 この機体は2004年、東京杉並の育英高専(現サレジオ高専)の学生チームが鳥人間コンテスト用に製作したものが原型です。その後、2006年の破損を機に弊社で全面的な設計改修を行いました。今回の図面は、関係者のご理解を得て、その時の作業記録を基に起こした物です。

 飛行機を作ってみたい、という方の大多数は鳥人間コンテストへの参加を考える方です。ごく少数ながら、高性能ハングと競合するようなFLGや或いはまた通常の滑空機を計画する方もいるようです。そういった方々から参考になる設計図があれば紹介してほしいと過去に幾度も相談を受けましたが、残念ながら適当な物がありません。実用機、鳥コン機を問わず三面図は巷に珍しくありませんが、製作に必要な構造図面一式となるとほぼ皆無といった状態です。また海外から入手する自作飛行機の図面は比較的重量の大きいものが普通で、鳥コン機等の参考になる図面は例がありません。

 そこで何とか実際の製作に参考になる図面を提供したいという思いから、今回の企画が実現しました。『軽量滑空機SC-1製作図面』では、類例の少ない軽量滑空機の内部構造から材寸まで全29枚、詳細に図面化しました。例題機のSC-1は、先尾翼式の特異な形態ですが、構造設計の基本は機体形式には左右されませんので、軽量滑空機全般に関する構造例として十分参考になるものです。鳥コンに限らず、オリジナルの滑空機を設計してみたいとお考えの方には、必ずお役に立つ内容です。

 SC-1の原型機『サレジオ号』は現在、電動化のテストベッド機として改修が進んでいます。研究目的で実験機の開発をお考えの方々には、多くの発想を引き出す切掛けになるはずです。軽量飛行機の幅広いジャンルに、自信を持ってご利用をお勧めする、新タイトルです。


※2011/10版:ラダー、フック、ブレーキ、脚まわり等の改修作業を図面に反映

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